ディズニーの大人のための英語学習アプリ「ディズニー fantaSpeak (ファンタスピーク)」の体験レポート。
今回は、難易度★2の「ストーリー」、「くまのプーさん」をひととおり学習してのレポートです。
どのような流れで学習が進むのか、どんなことが学べるのか、といった基本情報や、実際に学習を終えての私の感想をお伝えしたいと思います♪
※このブログ記事は2024年12月時点の情報に基づいています。
★2のストーリーにレベルアップ!
「ディズニー fantaSpeak (ファンタスピーク)」とは、ディズニーの世界を楽しみながら英語を学べるアプリ。
ディズニーの物語や海外パークで使える会話例などを教材に、リスニング力や語彙力、発音などを強化できるコンテンツが揃っています。
今回はこのアプリのメインコンテンツである「ストーリー」を学習してのレポートの第2弾です!
前回はミニーとデイジー主演の難易度★1の「おっかなびっくりのお泊まり会」を取り上げましたが、今回はそこから少しレベルアップ!
難易度★2の
「くまのプーさん (原題:Winnie the Pooh)」
に取り組むことにしました。
ちなみにこのお話を選んだ理由としては、
ディズニーの2大ジャンル(?)といえば
ミキフレとプーさんだから
やっぱりプーさん作品は1本は学んでおかないと!
というディズニーオタクとしての謎の使命感と、
プーさん作品って英語の言葉遊び(honey → hunny の書き間違いなど)が
すごく印象的だけど、
「ストーリー」の中ではどう表現されているのかな?
という英語的な部分での好奇心が大きかったです。
そんなわけで本記事では「ディズニー fantaSpeak(ファンタスピーク)」で「くまのプーさん」の「ストーリー」をひととおり学習してみた感想をレポートします!
「くまのプーさん」はこんなお話!
あらすじ
朝ごはんを食べようとしてはちみつを切らしていることに気がついたプーさん。
しっぽをなくしたイーヨーの新しいしっぽを探すコンテストに参加して賞品のはちみつをゲットしようとしますが、なかなか思うようにはいきません。
そんな中、クリストファー・ロビンが置き手紙を残して行方不明になってしまい…
出典
1966年に中編アニメーション『プーさんとはちみつ』が公開されて以来、テレビシリーズやビデオ・DVDオリジナル作品なども含めて膨大な数の作品が存在するディズニーの〝くまのプーさん〟シリーズ。
私が今回「ディズニー fantaSpeak (ファンタスピーク)」で取り組んだ「ストーリー」は、2011年公開の長編アニメーション『くまのプーさん』がもとになっています。
挿絵については、表紙のイラストから察するに、どうやらこちらの絵本のものが使われているようです。
どのイラストもとても可愛いのですが、個人的に気に入っているのは、落とし穴から出られなくなった森の仲間たちがオウルの長話にうんざりしている場面。
なんともいえない面白みがあってたまりませんw
注目ポイント
冒頭の「くまのプーさん」の「ストーリー」に挑戦しようとした理由の中でも書いたとおり、プーさんの物語は英語の言い間違いや造語などの〝言葉遊び〟がとても印象的。
今回のお話の中でも、
- オウルの勘違いから生まれた今作のヴィラン(?)の〝スグモドル〟は英語ではどんな名前?
- ティガーがイーヨーを〝ティガーっぽくする〟ときに使っているのはどんな動詞?
などなど、普通の学習教材ではまずお目にかかれない、思わずクスッとなってしまう面白い言葉遊びが目白押し!
★2 というお手頃な難易度ながら、学習を通して英語表現の豊かさを感じられるのが、この「ストーリー」の魅力だと思います♡
★2「ストーリー」の学習はこう進む!4STEPを解説
以前の記事でも紹介したとおり、「ストーリー」ではひとつの物語がさらに個別のシーンで細かく区切られていて、それぞれが1話という扱いになっています。
今回の「くまのプーさん」の物語は全24話です。
前回挑戦した★1の「おっかなびっくりのお泊まり会」(全9話)と比較するとなんと話数が2.5倍以上!
そんな★2の「くまのプーさん」の「ストーリー」は、次に紹介する4つのステップで各話の学習が進みます。
★1から追加になった要素もいくつかありますので、順番に確認していきましょう!
【STEP1】物語を聞く
★1のときと同様、まずはネイティブスピーカーによる朗読を聞くところから学習スタート!
話数は一気に増えましたが、各話のボリュームは★1とそれほど変わらず、1話あたりの再生時間はどれも1分以内におさまっていました。
音声は通常速度の他に1.25倍速や0.75倍速に調整可能。
字幕は
- 英語と日本語の両方を表示
- 英語のみ表示
- 日本語のみ表示
- 英語も日本語も非表示
の4パターンから選択できます。
このあたりの機能も★1のときと同じですね。
あとこれは最近気づいたのですが、画面下部の「本文」と「単語」を切り替えるボタンがあり、これを押して「単語」の画面を表示すると単語やイディオムの詳しい解説(たとえば〝walked は walk の過去形〟といった時制の解説など)の閲覧もできます!
聞く練習、読む練習、ボキャブラリーの強化など、目的に合わせて各機能を使いこなしていきましょう!
ちなみに私は今回も〝英語日本語両方表示なし〟でディクテーションに取り組みながら物語を聞き進めました。
【STEP2】単語クイズ
次は各話に登場した単語をより記憶に定着させるための単語クイズの時間!
こちらは★1のときよりも出題形式のバリエーションが増えていました!
- 5つずつ表示された英単語と日本語訳を正しい組み合わせにマッチング
- 英単語を見て&聞いて正しい日本語訳を4択から選ぶ
- 日本語を見て正しい英単語を4択から選ぶ
上記のような形式で、合計10問強の問題が出題されます。
私は毎回全問正解の〝パーフェクト判定〟を目指して取り組んでいるのですが、単語の難易度が★1より上がっているので、うっかりすると間違えてしまう問題も結構多かったり…
でもクイズに登場する単語は毎回同じで、何度でも再挑戦可能な仕様なので、繰り返しトライしてパーフェクト判定を目指しましょう!
〝繰り返し〟の学習効果・記憶定着効果は抜群ですからね!
【STEP3】文法クイズ
「文法クイズ」は★2で初登場の学習内容ですね。
クイズの内容は…
「ストーリー」内のある英文が、単語の順序がバラバラになった状態で表示されます。
そのバラバラになった単語を正しい順番に並べ替えましょう!
…というもの。
この形式のクイズが3問ほど用意されています。
日本語訳は表示されませんが、朗読音声をその場で聞き直すことが可能です。
〝英語音声を聞く→それをヒントにひとつの文を作る〟という意味では、私が普段おこなっているディクテーションの簡易版みたいなクイズと言えるかもしれません。
音声だけを頼りに一から英文を書き起こすディクテーションは
私にはまだレベルが高いかな…?(;´Д`)
というかたは、まずは★2の「ストーリー」でこの「文法クイズ」に挑戦するところから始めてはいかがでしょうか♪
【STEP4】スピーキング
ラストはマイクをアプリに連動させての発音チェック。
こちらも「単語テスト」同様、★1に比べて出題形式のバリエーションが増えています。
- 単語・熟語がひとつ読み上げられるので、真似して発音して判定を受ける
- 「ストーリー」の中の英文がひとつ読み上げられるので、真似して発音して判定を受ける
- 総まとめとして「ストーリー」の全文をナレーターと一緒に音読 (判定はなし)
上記のようなバリエーションで10問強が出題されます。
割合としては単語・熟語の発音判定が半分以上を占めます。
単語・熟語の発音判定と全文音読については★1にはなかった出題形式機能ですが、個人的にこの単語・熟語の発音判定が★2にレベルアップしたことで最も苦労したポイントでした。
というのも…
英文の発音判定は、ひとつかふたつ発音が怪しい単語があってもトータルで正しく発音できている単語の割合が高ければ合格判定がもらえます。
しかし、単語・熟語単体の発音判定は他の単語で苦手部分をカバーすることが不可能。
正しい発音ができるまで決して合格判定がもらえないのです!
パーフェクト狙いの私にとってはかなりスリリングなレッスンとなりましたが、おかげで苦手な発音も少しは鍛えられたような気がします… 多分…w
ちなみに「ストーリー」の全文音読の部分は判定がなく、ナレーターさんの音声がノンストップで流れる仕様なっています。
ここはシャドーイング(英語音声のすぐあとに同じ内容を発音する練習方法)にも使えそうですね!
ボキャブラリー強化!「くまのプーさん」に登場する英単語3選
ここでは「くまのプーさん」の「ストーリー」に登場した中から、私がリアルに聞き取れなかった・知らなかった英単語を厳選して3つ紹介します。
★2の「ストーリー」で、ひいては「ディズニー fantaSpeak (ファンタスピーク)」でどんな英単語が学べるか?の参考にしていただけると嬉しいです♡
【その1】ferocious
ferocious … 【形容詞】獰猛な
クリストファー・ロビンを誘拐した怪物〝スグモドル〟の恐ろしさについてオウルが説明する場面で使われている形容詞です。
〝恐ろしい〟を表現するとき私は有名どころの scary を多用しがちなのですが、凶暴な生き物の〝恐ろしさ〟を表現するときには少し視点を変えてこんな形容詞を使うのもアリだな~と大変参考になりました!
【その2】bestow
bestow … 【他動詞】〈名誉ある地位・章など〉を〔人に〕授ける〔on, upon〕
こちらの動詞は、物語の終盤、クリストファー・ロビンを見つけるのに大活躍した〝風船くん〟にはちみつを贈呈するラビットの台詞に登場します(ちなみに映画の台詞でも同じ単語が使われています)。
普段なかなか見慣れない単語ですが、それもそのはず、例えば〝ナイトの爵位を与える〟といった場合に使うフォーマルな表現なのだそうです。
ラビットはずいぶん難しい言葉を知っているんですねえ!
ボキャブラリーが増えるだけでなく、こういうところからキャラクターの個性が読み取れるのも嬉しいポイントです♡
【その3】thistle
thistle … 【名詞】アザミ(の花)
こちらも物語の終盤に登場する単語。
オウルはアザミの茂みでイーヨーのしっぽを見つけたのだそう。
自然豊かな100エーカーの森が舞台だからこそ登場する単語で、とても印象に残りました♡
それにしても〝スグモドル〟の件といいイーヨーのしっぽの件といい、このお話で起きるトラブルってオウルがすべての元凶なんじゃないのかな…w
学習を終えての感想
今回は初めて★2の「ストーリー」に挑戦してみて、★1と最も違いを感じたのはやっぱり物語のボリュームでした!
前回チャレンジした「おっかなびっくりのお泊まり会」の2倍以上の話数…
私も学習していて正直〝長っ!〟と思いましたw
もちろんその分、最終話にたどり着いたときの達成感はひとしお!
登場する単語の難易度や単語や発音のクイズも★1よりレベルアップしたことが確かに感じられて、自称〝英語レベル中級〟の私も、
おおっ… 私、今がっつり英語勉強してるな…!
という手応えを感じながら学習を進めることができました。
これから★3、★4の「ストーリー」に進むとさらに難易度が上がると思うと、楽しみなような不安なような…w
それからディズニー映画オタクならではの楽しかったポイントが〝ナレーションの面白さ〟。
ひとりの女性ナレーターさんがすべてのキャラクターを演じ分けて朗読してくれるのですが、その演技がめちゃくちゃ上手!
特にラビットの台詞回しがびっくりするほどラビットっぽくて…!
ナレーターさんの芸達者なお芝居を聞くのも学習を続けるひそかな楽しみのひとつになっていました♡
また学習後に今度は映画で同じストーリーを楽しめるというのも、長編アニメーションをもとにした「ストーリー」ならではのお楽しみポイント。
2011年版の『くまのプーさん』は私も長らく見返していなかったので、ちょうど良い再鑑賞の機会になりました♡
単語のコーナーでも少し紹介したとおり、「ストーリー」中で登場した単語が実際の映画の台詞にも使われていることが多々あるので、そこに注目して鑑賞するのもオススメです!
【次回予告】ミッキー&プルートとジュエル稼ぎ中!?
これで★1、★2の「ストーリー」をそれぞれ1本ずつ制覇したことになる Momiji。
次はいよいよ中~上級者向けの★3…といきたいところだったのですが。
実は「くまのプーさん」学習中に、学習を進めるために必要なアプリ内通貨の〝ジュエル〟が底をついてしまい、ジュエルを稼ぐために「ミッキー、プルートに出会う」という別の★1「ストーリー」に手をつけていたのでしたw
こちらのお話も「おっかなびっくりのお泊まり会」と同じく映画原作ではないオリジナルストーリーで色々と語りたいことがあるので、完走したときにはまたレポートをお届けしたいと思っています♪
どうぞお楽しみに^^
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