【今回の場面】遂にご対面!ホーンド・キング
結局頼りにならないガーギは放っておくことにして、ターランはさらわれたヘン・ウェンを助けるため、たったひとりでホーンド・キングのアジトである城へ潜入します。
城の中には、ならず者たちを従えて、圧倒的な威圧感を放っているホーンド・キングの姿が!
冒険に出発する前は、
ホーンド・キングなんか怖くないね!
なんてイキっていたターランも、さすがにこの状況には怖気づいてしまった様子です…
ホーンド・キングたちのために自分の予知能力を使うことを断固拒否するヘン・ウェンですが、ホーンド・キングの手下のひとりであるクリーパーは、彼女に無理やりコルドロンの在りかを示させようとします。
creeper … /’krɪːpər/ 【名詞】はうもの《昆虫・爬虫類など》
クリーパーは人間ではなくゴブリンのような生き物で、他のならず者たちに比べると体が小さいのが特徴です。
床の近くをうろちょろ動き回っているイメージからこの名前になったんでしょうか…?
今回の記事では、クリーパーがヘン・ウェンにかける脅しの台詞から英語表現を学びます!
“気が短い”を英語にすると…?
頑なにコルドロンの在りかを示そうとしないヘン・ウェン。
しびれを切らしたクリーパーは、どんな言葉で彼女を脅すのか…
まずは日本語吹替版の台詞を見てみましょう。
王様はお気が短い。
コルドロン 00:22:10~
“王様”とは、もちろんホーンド・キングのこと。
短気なホーンド・キング様が本気で怒りだす前にコルドロンの在りかを見せたほうが身のためだぞ
というわけですね。
さて、この台詞に登場する“気が短い”という表現。
こちらは英語版の台詞ではどのように表現されているでしょう?
このブログの記事を色々と読んでくださっているかたなら、
「気」と「短い」を素直に直訳!
…というわけにはいかないんだろうな~(-_-)
と思うことでしょう。
これまでにも本ブログでは、日本語と英語で異なる表現をたくさん紹介してきましたもんね!
たとえば直近では、「アバローのプリンセス エレナ」の台詞を取り上げたときに、“気が散る”を英語では break one’s concentration (直訳すると“○○の集中力を壊す”という感じ)と表現する、と紹介しました。
この流れでいくと、“気が短い”でもさぞかし意外な英単語が使われていそうな気がしちゃいます。
さあ、今回のクリーパーの台詞、原語では一体どんな表現になっているのでしょう?
正解はこちら!
The King’s patience is short!
コルドロン 00:22:10~
patience … /’peɪʃəns/ 【名詞】忍耐(力)
The King’s patience を直訳すると“王様の忍耐力”という意味になります。
そして、その後に使われている単語が何かというと…
なんと short !
そうなんです、今回に限っては“短い”の直訳で正解だったのです!!!
というのも、 short には「短い」はもちろん「不足して」という意味もあるのです。
つまりホーンド・キングには忍耐力が不足しているとクリーパーは述べているわけですね。
ボスに対してなかなか失礼な言い方のような気がしなくもないですが…
違いも多い日本語と英語ですが、時にはこんなミラクルもあるんですね~!
他にもあるよ! “短気”関連の英語表現
せっかくクリーパーの台詞から“気が短い”という意味の表現を学んだので、ここからはその他にも“短気”にまつわる英語表現を紹介します。
どれも会話や文章の中でよく見かける表現なので、ぜひあわせて覚えてみてくださいね!
a short temper
“短気”を表す英語表現として、特によく使われるのが a short temper というフレーズ。
先ほどのクリーパーの台詞と同じく short という単語が使われています。
temper … /’tempər/ 【名詞】①怒りっぽい性格 ②かんしゃく ③平静な気分 ④(恒常的な)気質
辞書を引くと temper のほうにも色々な訳語が出てきますが、ざっくりまとめると“気分”や“性格”を表す単語だということがわかるかと思います。
また、冠詞の a が付いていることからもわかる通り、a short temper は名詞という扱い。
文章の中で使うときは、
He has a short temper.
彼は短気だ。
というように、動詞の have とセットで使われて、“短気な性格を持っている”=“短気だ”という意味で使われることが多いです。
lose one’s temper
temper を使った表現をもうひとつご紹介。
temper には「平静な気分」という意味もあると先ほど紹介しましたが、それを lose “失う”となると…
He finally lost his temper.
彼はついに怒り出した。
そう、怒りを爆発させる、キレることを英語では lose one’s temper と表現するのです!
impatience
ラストはクリーパーの台詞にも登場した patience 「忍耐」とセットで学びたい英単語をご紹介。
せっかく patience の意味を覚えたので、その対義語もあわせて覚えちゃいましょう。
といっても、何かまったく異なる単語が登場するわけではないのでご安心を!
patience に否定の意味を表す接頭辞 im- をつけると、こんな意味になります。
impatience … /ɪm’peɪʃəns/ 【名詞】じれったさ、いらだち
忍耐の反対は、当然イライラやソワソワ。
文の中では、
He is waiting with impatience.
彼はイライラしながら待っている。
というふうに使います。
接頭辞については、『コルドロン』の学習記録の第一弾記事の中でも詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね♪
【まとめ】“気が短い”を表す英語表現
最後に今回の記事の内容をおさらいしましょう♪
今回の記事ではクリーパーの台詞から“気が短い”を表す英語表現を学びました。
・台詞の中では patience 「忍耐(力)」と short 「不足して」を組み合わせて、“気が短い”という意味を表しているよ
・a short temper や lose one’s temper も“気が短い”を意味する英語表現としてよく使われるよ
気になった英語表現を起点に芋づる式に英単語や英語表現を覚えていくと、記憶に残りやすいですし、何より楽しいですよね。
引き続きターランたちとの冒険の中で、たくさんの英語表現を学んでいきましょう!




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