ディズニーの英語学習アプリ「ディズニー fantaSpeak (ファンタスピーク)」を使ってみた! 〜★1ストーリーに挑戦!編〜

勉強方法

ディズニーの大人のための英語学習アプリ「ディズニー fantaSpeak (ファンタスピーク)」のレポート第2弾!
今回は、難易度★1の「ストーリー」、「おっかなびっくりのお泊まり会」をひととおり学習してみました。
どのような流れで学習が進むのか、どんなことが学べるのか、といった基本情報や、実際に学習を終えての私の感想をお伝えしたいと思います♪

※このブログ記事は2024年8月現在の情報に基づいています。

お馴染みの物語から意外なお話まで… ワクワクのストーリー選び♪

「ディズニー fantaSpeak (ファンタスピーク)」とは、ディズニーの世界を楽しみながら英語を学べるアプリ
ディズニーの物語や海外パークで使える会話例などを教材に、リスニング力や語彙力、発音などを強化できるコンテンツが揃っています。

どんなことが学習ができるのか?
どこまで無料で使えるのか?
…といった基本情報は、前回の記事にガッツリまとめましたので、こちらもぜひ参考にしてください♡

今回はいよいよ、このアプリのメインコンテンツである「ストーリー」に本格チャレンジしたいと思います!

「ストーリー」の選択画面に行くと、教材になる物語は大きく分けて「初級者向け」と「中~上級者向け」の2つに分類されています。
難易度が★1~2のストーリーが「初心者向け」、★3~4のストーリーが「中~上級者向け」です。
(ちなみに、2024年8月現在、まだ難易度★5のストーリーは存在していません)

「中~上級者向け」は、今のところ、長編アニメーション映画の物語がラインナップされています。
『ふしぎの国のアリス』のような往年の名作から、2010年代の作品である『ズートピア』、そして『トイ・ストーリー』シリーズをはじめとするピクサー作品など、かなり幅広い品揃え!

じゃあ「初級者向け」はどうなのか?
こちらには、私が見る限り、主に3つの種類のストーリーがあるようです。
まずは「中~上級者向け」同様、長編アニメーション映画をもとにしたストーリー
『シンデレラ』や『くまのプーさん』(2011年版) がそれにあたります。

次に、短編~中編の映画をもとにしたストーリー
『ファンタジア』の「魔法使いの弟子」や、『ミッキーの王子と少年』などですね。

そしてラストは、もとになる映像作品が存在しないオリジナルストーリー
…といっても fantaSpeak のための完全書き下ろしではなく、アメリカ本国で出版されている絵本用に書かれたオリジナルストーリーの物語とイラストが使われているようです。

〝本〟ってディズニーグッズの中ではちょっと地味な存在に思われるかもしれませんが、これがなかなか奥の深い世界で…
映画やアニメーションシリーズでは描ききれなかった、ディズニーキャラクターたちの素敵なオリジナルストーリーが展開されている、隠れた宝の山なんですよ~♡

と、少し話が反れましたが、そういう意味では「初級者向け」のストーリーもあなどれません!
むしろ映像作品が存在しないオリジナルストーリーについては、既に結末を知っている映画作品由来のストーリー以上に、意外性があって楽しいかもしれませんね。

そんな中で私はどの物語を記念すべき初学習作品に選ぶことにしたのかというと…

アプリ初起動時の実力テストで〝★4〟評価をもらった私は、「中~上級者向け」を選んでもいいのですが、

ゲームのように、まずは〝レベル1〟からスタートして、
徐々にレベルアップしたい!
そして何より、オリジナルストーリーを楽しみたい!

と思ったので、まずは手堅く★1の「ストーリー」である
「おっかなびっくりのお泊まり会 (原題: Scaredy-Cat Sleepover)」
を選択しました!
絵本用に書き下ろされた、ミニーとデイジーが主役のオリジナルストーリーです♡

「おっかなびっくりのお泊まり会」はこんなお話!

あらすじ

ふたりでお泊まり会をすることにしたミニーとデイジー。
お菓子作りにファッションショーごっこ… そして締めはホラー映画鑑賞!
怖~い物語の余韻を引きずりながらふたりがベッドに入ると、どこからか怪しい物音が…!?

出典

こちらのお話、2013年出版の 5-Minute Snuggle Stories というオムニバス形式の絵本に収録のストーリーであることが確認できました。

★日本の Amazon からも購入できるようです!

これ以外にも同じお話が掲載されている絵本もあるようですが、とりあえずいちばん入手しやすそうなのはこちらだと思われます。

ちなみにこちらの本、表紙からもわかるように、このミニー&デイジーのお話だけでなく、『ダンボ』、『モンスターズ・インク』、『塔の上のラプンツェル』など、様々な作品の〝番外編〟的なお話が収録されています。

洋書をコレクションするのはなかなか大変ですが、その中の1話がこうしてアプリを通じて日本語訳と共にお手軽に楽しめるのは、何ともありがたいことですね。

注目ポイント

グッズではよく見かけるミニーとデイジーの女子2人の組み合わせですが、映像作品でふたりがコンビとして活躍する様子が見られるようになったのは比較的最近のことなので(ディズニージュニアの「ミニーのリボンショー」あたりから、ミニーとデイジーのコンビでも活躍がコンスタントに見れるようになったイメージがあります!)、ふたりが主役の物語は結構貴重だと個人的には思っています。

お泊まり会を楽しむふたりのイラストもとっても可愛いので、女の子キャラ好きや可愛いもの好きのかたは楽しく学べること間違いなしですよ~♡

★1ストーリーの学習はこう進む!3STEPを解説

以前の記事でも紹介したとおり、「ストーリー」の中では、ひとつの物語がさらに個別のシーンで細かく区切られていて、それぞれが1話という扱いになっています。
今回の「おっかなびっくりのお泊まり会」の物語は全9話

各話ごとに次のように学習が進んでいきます。

【STEP1】物語を聞く

まずはネイティブスピーカーによる朗読を聞きます
どのシーンも、文章量は10文以内で、1シーンあたりの再生時間は1分以内でした

音声は通常速度の他に1.25倍速や0.75倍速に調整可能

字幕
・英語と日本語の両方を表示
・英語のみ表示
・日本語のみ表示
・英語も日本語も非表示
の4パターンから選択できます。
ちなみに英語を表示した状態だと、重要な表現や単語をタップするだけで、それに対応した日本語訳を見ることができます

この字幕の表示方法のバリエーションが地味に便利だな~と私は思っていて!
というのも、字幕の表示方法の工夫次第で、自分のレベルや好みにあった学習方法が実現できると思うんですよね。

私の場合は、〝英語日本語両方表示なし〟で、後述の〝ディクテーション〟という学習方法を実践しながら物語を楽しみました♪
ちなみに、ディクテーションでは音声の速度変更機能も大いに役立ちます!

なんというか、さすがアルクさん、英語学習者が欲しい機能をちゃんとわかってらっしゃるな!と感じました。

【STEP2】 単語クイズ

次は単語クイズの時間!
各話に登場した単語を覚えているかチェックします。

テストに進む前にその話に登場した単語一覧を復習させてくれるので、「物語を聞く」の学習から時間があいて記憶が曖昧になっていても安心です♡

出題形式は、発音を聞いて(リピート再生しても OK!)それにあった英単語を選ぶというもの
英語の音と文字情報を一致させる練習、という感じです。

★1のお話であれば、落ち着いて取り組みさえすれば、比較的スムーズに全問正解できるのではないでしょうか?

【STEP3】スピーキング

続いてマイクをアプリに連動させての発音チェック

物語の中の1文が画面に表示される&ナレーターの読み上げ音声が流れるので、それを真似して読み上げると、アプリがその発音が合っているかどうかを判定してくれます

文中のすべての単語が完璧に発音できていなくてもクリア判定はもらえますので、気負わずリラックスして練習してくださいね♪

外出先などで実際に声を出すことが難しいときには、一応マイクオフでも先に進むことはできます
でも、全問正解の認定をもらうには実際に自分の発音をアプリに判定してもらう必要があるので、一度はマイクオンでしっかりテストするのがオススメです!

以前の記事でも書きましたが、これが無料プランで使えるのって、本当に太っ腹だと思います!


私はこの流れを9回繰り返すかたちで、「おっかなびっくりのお泊まり会」を完走しました!
でも、平日に「物語を聞く」だけ先に全話クリアして、休日などまとまった時間で「単語クイズ」や「スピーキング」にチャレンジするというやりかたも、もちろんアリだと思います!

【EXTRA】ディクテーション

これは公式で推奨されているわけでなく、〝私ならこう使う!〟ということで、Momijiが勝手にやっている勉強方法なので、あくまで参考程度にお読みください。

「物語を聞く」を始めた直後、私はふとこんなことを思いました。

もしかして、コレ、〝ディクテーション〟に使えるんじゃない?

〝ディクテーション〟とは、英語の音声を聴いて、その内容を一語一句漏らさずそのまま書き取っていく、という勉強方法です。
たとえば、 This is an apple. と聞こえてきたら、冠詞の an まですべてきっちり書き出します

私は大学生のときにこの勉強法を知り、朗読CD付きの Graded Readers (英語学習者向けの難易度別読み物のシリーズ)を教材に長らく実践していたのですが、これがすごく効き目があったと感じていて…
詳細については別記事で改めてじっくり紹介しようと思うのですが、リスニング力やボキャブラリー、そして文法の力までトータルに鍛えられる、個人的に最もお気に入りの学習方法です。

ディクテーションを実践するには、当然ながら、
・難しすぎず易しすぎず、自分に合った程良い難易度の英語の音声素材
・その音声素材の内容が書き出されているテキスト (答え合わせ用)
が必要になります。

先述の Graded Readers や音声ダウンロードが可能な英語雑誌あたりが定番教材かなと個人的には思うのですが…
よくよく考えると fantaSpeak の「ストーリー」も、この機能をちゃんと兼ね備えているではありませんか!

ということで、私は「物語を聞く」を行う際に、

① 英語と日本語の両方のキャプションを表示しない状態で音声を聞く

② 聞こえてきた音声をノートに書き出す
 
※聞き取れなかった箇所は低速でリピート再生したり、時には辞書の力を借りても OK!

③ 英語のキャプションを表示して答え合わせ

というステップでディクテーションも行いました!

中級者以上向けの学習方法ではありますが、自分の英語力をさらに伸ばしたいという意欲溢れるかたにはぜひぜひオススメしたい fantaSpeak の活用方法です!

学習を終えての感想は…?

感想をひと言で表すと… とても楽しかったです!(語彙力ゼロ)

★1の「ストーリー」中にも映画のストーリーそのままのものがあるのですが、あえて絵本用のオリジナルストーリーを選んだことで、新鮮な気持ちで取り組めました。
もちろん、子ども向けのお話なので、そこまで大きなどんでん返しはなく、全然想定の範囲内のオチではあるんですが…
だけど、ミニーとデイジーがお泊まり会で見るのがホラー映画という意外な一面を知ることができて、それだけでキャラクターオタクの私はもう大興奮です♡

最初はストーリーの各話の区切りが案外細かいんだな~と感じたりもしましたが(ミニーとデイジーが映画を見るシーンだけで1話ですからね!w)、忙しい大人がスキマ時間に学ぶには、正直これくらいがちょうどいい
短い時間でも毎日コツコツ続けることが大事です。

一方、ここは少し物足りないな~と思ったのが、単語やフレーズの日本語の意味。
たとえば、 closed は「~を閉じた」という意味だと表示されるのですが、文法好きの私としては、

・closed はそもそも close がもとの形(=原形)
・close は「~を閉じる」という意味の他動詞
・その close の過去形が closed
・そして closed を日本語に訳すと「~を閉じた」

というプロセスをすっ飛ばして、いきなり「~を閉じた」と言われると、ちょっと気持ち悪さを感じちゃいます…!
文法の知識がある場合ならそのあたりも察することができますが、そうでない場合だと、次に別の場面で close という単語が出てきたときに、改めて close の意味を調べなおしたり覚えなおしたりすることになってしまうので、不便な気がするのですが…

でも、それは私が文法好きだからそう感じるだけで、案外聞き取ったり喋ったりする分には、こういう覚え方もアリといえばアリなのかもしれませんね。

文法についても興味があるよ!学びたいよ!というかたは、アプリでの学習に加えて、初心者向けの英文法の本などを並行して学ぶと、ますます英語力を高めることができると思います!


★1 の「ストーリー」をひとつ完走したわけですが、これは fantaSpeak に収録されている物語のほんの一部。
まだまだ先にはなると思いますが、いつか全難易度の「ストーリー」の感想をお届けすることを目標に、引き続き毎日学習に取り組んでいきたいと思います♡

このブログの更新情報を、下記のSNS を通じて随時発信しています!

Instagram → @mmj_english

X (Twitter) → @shadow8685omote

更新情報だけでなく、英語学習やブログづくりの裏話、ブログで紹介しきれなかった単語やイディオムその他ディズニーの話題も、わちゃわちゃと発信していますので、

・ブログの新着記事を見逃さないようにしたい
・日々英語を楽しんでいる人を見て、学習のモチベーションを上げたい!
・Momiji がどんな人間かちょっと気になる

というかたは、お気軽にフォローしてください♡

勉強方法
Momijiをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました